2年かけて工事を行っていた福岡市動物園のアジア熱帯複合展示施設が完成し、2012年10月30日一般公開を開始します。熱帯の渓谷をイメージした新し い施設は、野生の生活をリアルに再現しています。獣舎は自然の生息域を考えて作られ、より自然な状態の動物たちを観察できるようになりました。 中でも目玉は、日本初となるオランウータンとシロテテナガザルの複合展示を実現した空中観察デッキ。高さ15メートルのタワーに張り巡らされたロープをオランウータンがゆうゆうと渡ったり、シロテテナガザルが飛び移って移動する姿を間近で観察できます。 水中観察ゾーンでは自由に泳ぎまわるコツメカワウソや、木登りが得意なシシオザルファミリー、ビントロングが共存しています。 ベンガルヤマネコやビントロング、シシオザルの獣舎は敷地の高低差を生かした造りで、あらゆる角度から動物たちを見ることができます。 は虫類展示ゾーンでは、中まで入れるウォーキングビューや下からのぞけるのぞき窓など、楽しく観察できるしかけがいっぱいです。 また、園路の高低差を緩和するためにエレベーターやスロープを設置し、移動がより楽になりました。 動物たちがより身近に、楽しく観察できるアジア熱帯複合展示施設。イベント開催時は餌やりやふれあい体験が実施されるそうなので、ぜひチェックしてみて下さいね。【suimochan】 福岡市動植物園 福岡県福岡市中央区南公園1?1 092-522-3210 ? http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/
|