食べる3番手、代打・小久保!福岡野間ラーメン戦争セカンドステージ
福岡市南区、西鉄高宮駅にほど近い「野間四つ角」のラーメントライアングルに、8月にオープンしたばかりのラーメン「小久保屋」が奮闘している。 この場所は、ラーメンのチェーン店「博多一幸舎・野間店」の跡地で、博多一幸舎・野間店は昨年の11月に開店、1年も経たない今年8月に閉店した。 博多一幸舎では、この野間店のほか、9月には平尾店を、10月には元助西通り店を相次いで閉店している。同社では小型店を閉店し、大型店や海外に経営資源を集中する計画のようだ。 さて、「おとみさん」、「博多一幸舎・野間店」とラーメン店が続いたこの場所で、3番手に登場したのが「小久保屋」。長浜のラーメン店で修行した店主の古賀広志さんにとっては開業初出店だそうだ。 実は、店主の古賀さんの旧姓が「小久保」。また、今年ソフトバンクホークスを引退した小久保選手の大ファンということもあって、店名を「小久保屋」にしたという。 西に100円ラーメンの「勝龍軒」、南に替玉10円の「博多三氣」がある激戦区・野間四つ角に開業した「小久保屋」。その強みを店主の古賀さんに聞くと、「昔ながらのラーメン屋です」という答えが返ってくる。 たしかに、赤いのれんをくぐってカウンターに座ると、ごく自然体のラーメン屋の光景がある。手書きのメニュー、ゴマ、紅しょうが、にんにく、辛子高菜が整然と並べられ、こだわりの能書きなどはなにもない。 「大将、よっぽど小久保選手が好きなんですねえ」ぐらいしかツッコミようがない。 カウンター10席だけの店舗に、演出ではないくつろぎの空間が広がっている。 「とりあえず、ビールとラーメン。カタメンで!」と、1日のシメにはピッタリだろう。 <ラーメン小久保屋> 【住所】 福岡市南区野間1?1?2 サンシャインシティビル1F 【電話番号】 092?562?8585 【営業時間】 11時?午前1時 【定休日】 不定休 関連記事 野間ラーメン戦争勃発!博多一幸舎、激戦区の野間四つ角に出店 替玉10円のラーメン店「博多三氣」で繰り広げられる「替玉選手権」 100円ラーメン店「勝龍軒」のカウンターに23年間置かれたままの消費税のビン 100円ラーメンと飛鳥の時計 | |