アジア「タイ国デジタルコンテンツ商談会」で、タイの優れた技術を売り込め!
福岡市中央区のビルで2日(月)、3Dアニメーションを中心に扱うタイ企業との商談会「タイ国デジタルコンテンツ商談会」が開催されました。会場には、タイのデジタルコンテンツ輸出企業9社が参加し、来場した福岡の企業人・クリエイターなど24名に制作作品のPRを行いました。
デジタル面において、タイには多くの、高い制作スキルを備えた人材が存在するといいます。しかし、デジタルやアニメーション分野の市場開拓は進んでおらず、こうした人々を活用する場がない状況が続いているようです。そこで2010年から、漫画やアニメ文化を世界に発信する日本との親睦を深め、タイのデジタルコンテンツ市場の活性化に繋げることを目標に、「タイ国デジタルコンテンツ商談会」が企画されました。そして、福岡では今回が初の開催となりました。
会場では、各々のタイ企業が自社のビジネスモデルを説明し、制作技術を詰め込んだ作品を使ったプレゼンテーションが行われました。また、作品に登場するさまざまなキャラクター・3Dグラフィックなどがスクリーンに映しだされました。その立体的かつ繊細なデザイン、色彩豊かなアニメーションやCMなどの映像が来場者を魅了しました。
タイアニメーションCG協会理事長のニティパッド・ソムサワンさんは「商談会を通じた日本とタイとの交流を通して、信頼関係を築き、デジタルコンテンツをさらに盛り上げてもらいたい」と話していました。 また5日には、東京で「タイ国デジタルコンテンツ商談会」が行われます。 【取材:安東真矢】
タイ国政府貿易センター http://japan.thaitrade.com/trade/mission012.html
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