イベント中国と日本の技法が融合した水墨画展、アジ美で開催中!9月3日まで
博多区下川端の福岡アジア美術館で、「第18回曹亜鋼水墨芸術学院福岡地区作品展」が29日(木)から開催されています。 作品展には、中国の伝統的な墨を基調とした水墨画だけでなく、墨と色を重ねて描かれた学院生の作品約100点と学院長の曹亜鋼さんの作品約10点が展示されています。
伝統的な中国画に加え、日本の情緒や文化などを研究しているという曹亜鋼さん。日本での創作活動を通して、中国と日本の技法を融合させた、新たな作風を編み出したそうです。そして1990年、「曹亜鋼水墨芸術学院」を設立し、福岡、北九州や熊本など九州内で、数多くの学院生たちに水墨画の指導を続けています。また、こうした活動を通して、日中韓および地元九州の文化芸術交流の展開と発展に貢献することを目指しています。
会場には、 風景、花々や動物など、墨汁の落ち着きある色彩で表現された水墨画が並んでいます。また、中国と日本の文化・情景を融合させた、個性に溢れた作品の数々が目を引きます。曹亜鋼さんは「海外では、水墨画はお年寄りから若者にまで人気があるので、たくさんの年代の方に水墨画の良さを感じてもらいたい」と話していました。
「第18回曹亜鋼水墨芸術学院福岡地区作品展」は9月3日(火)まで。1日(日)午後2時から3時半まで、曹亜鋼さんの水墨画の実演が行われ、作品が出来上がる瞬間を間近で体験することができます。
第18回曹亜鋼水墨芸術学院福岡地区作品展 開催期間 2013年08月29日(木) 〜 2013年09月03日(火) ※最終日3日(火)は17:30まで 会場 福岡アジア美術館8F企画ギャラリーA/B http://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/detail/134
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