アジア韓国の高度製造業市場に注目~「京畿道投資誘致セミナー」開催

Posted:2013年07月31日

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福岡市博多区のホテルで23日、大韓民国京畿道主催による「京畿道投資誘致セミナー」が開催された。

場では、京畿道投資振興課の柳ジン氏・矢野経済研究所の稲垣佐知也氏による、韓国産業動向や京畿道のビジネス環境の説明が行われた。

 

欧州の財政悪化や中国の景気低迷が、韓国市場にも大きな影響を与えている。そうしたなかでも、ディスプレイ・自動車・半導体といった製造業の成長・輸出の増加により、韓国経済はゆるやかな回復傾向にあるという。

サムスン・LGといった大手電子メーカーによる液晶・有機EL・プラズマディスプレイの売上高シェアは依然として世界トップを誇っている。今後は、スマートフォンやタブレットの需要が高まり、ディスプレイ産業のさらなる発展が予想される。

 

また、韓国の自動車生産台数は約455万台、世界ランキング第5位に位置している。FTAによる価格競争を受け、国内では高級車の輸出や製造車種の増加がさらに加速している。現在、新興国に向けた車体の輸出や自動車関連サービスや部品製造ビジネスの売り込みを進めているという。

 

こうした状況下、韓国最大の地方自治体・京畿道が大きく注目されている。京畿道は、世界でも有数のグローバル企業が集まる最大の生産基地で、北東アジア経済のハブとして朝鮮半島の中心に位置している。すでに、サムスン、現代・起亜、3M、シーメンスなどの大手企業が進出しており、韓国全体の雇用のおよそ6割を占めているという。いまや韓国内の貿易額トップの1695億ドルを創出している。

セミナーに登壇した柳氏は「京畿道の立地や投資環境が整っていることが、企業の進出に繋がっている」と話した。北東アジア市場が人口15億人という巨大なマーケットであることや仁川国際空港・仁川港など、交通インフラが整っている点が挙げられる。そして、進出企業にとって、13万人とも言われる優秀な人材資源も大きな魅力だ。また、FDI支援や税制・経営面でのサポートの充実も、外資参入を促進させているという。

実際に、京畿道に製造拠点を置く企業としては、半導体製造会社のSKハイニックス・光学フィルム製造会社の韓国日東オプティカル(株)が挙げられる。両社ともスマートフォンやタブレット用品の生産が拡大し、業績を伸ばしているという。

 

稲垣氏によると、韓国、京畿道の企業と繋がることで、たくさんのビジネスチャンスが誕生するという。そして、京畿道に進出することで、税制・人件費・人材面でも 大きなメリットがあり、更なる海外企業による市場拡大が見込まれている。製造業に携わる企業経営者にとって、京畿道マーケットの成長は期待大と言える

 

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