イベント「全国陶磁器フェアin福岡2012」気になる作品をチェック、その②
3月21日から25日まで5日間、マリンメッセ福岡で開催された「全国陶磁器フェアin福岡2012」。北海道から沖縄まで全国200もの窯元が福岡に集結し、大盛況のうちに閉幕した。 このイベントで、ちょっと気になった陶芸作家たちの「こだわり」の一部を紹介するコーナー、その第2弾。 今回紹介する窯元は、北海道斜里郡から福岡に来た「斜里窯」の松本和子さん。松本さんは、ご主人の中村二夫(つぎお)さん、息子の中村しんさんとともに親子2代、知床岬にほど近い日本最北東端・斜里町で、登窯、穴窯を30年間以上続けている窯元です。 北海道の土にこだわった作品は、硬く焼き締まり、それでいて土味が大切なのだといいます。 穴窯では、5日間かけて焼き締めたという「蝦夷焼締」の作品も展示、20年かかって見出した陶器なのだそうです。 福岡に来るときは、途中、萩に立ち寄りながら、4日間かけて作品をクルマに積んできたという中村さん、「帰り道はできるだけ軽くして帰りたい」と語っていました。 それもそのはず、北海道・小樽港から自宅がある斜里までは、高速道路で7時間かかるそうです。 「斜里窯」ホームページ http://www9.ocn.ne.jp/~nobori/ 関連記事 【動画】で紹介、全国陶磁器フェアIN福岡2012! 「全国陶磁器フェアIN福岡」開催中!気になる作品をチェック、その① 「全国陶磁器フェアIN福岡」開催中! 本日21日より25日(日)まで | |