美人カレンダー2012年1月18日「振袖火事の日」、本日の美人カレンダーは重成ちひろさん

Posted:2012年01月18日
美人カレンダー・さん

2012年1月18日、本日の「美人カレンダー・日めくり人めくり」は、筆文字を使ったアートを製作しているデザイナーの重成ちひろさんです。


1月18日は「振袖火事の日」。
1657年(明暦3年)のこの日、江戸城天守閣と市街のほとんどを焼失し、死者が10万人にもおよんだ明暦の大火が起きました。
この「振袖火事」と呼ばれる大火は次のようなエピソードがあります。
上野の神商大増屋十右衛門の娘おきくは、花見の時に美しい寺小姓を見初め、小姓が着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてもらい、毎日寺小姓を想い続けたのです。そして、恋の病に臥せったまま明暦元年1月16日、16歳で亡くなってしまいました。
寺では法事が済むと、しきたり通り振袖を古着屋へ売り払いました。その振袖は本郷元町の麹屋吉兵衛の娘お花の手に渡りましたが、それ以来お花は病気にな り、明暦2年の同じ日に死亡しました。振袖は再び古着屋の手を経て、麻布の質屋伊勢屋五兵衛の娘おたつのもとに渡りましたが、おたつも同じように、明暦3 年の1月16日に亡くなってしまいました。
おたつの葬儀に、十右衛門夫婦と吉兵衛夫婦もたまたま来ており、三家は相談して、因縁の振り袖を本妙寺で供養してもらうことにしました。しかし、和尚が読 経しながら振袖を火の中に投げ込んだ瞬間、突如吹いたつむじ風によって振袖が舞い上がって本堂に飛び込み、それが燃え広がって江戸中が大火となったそうで す。

さて、本日の美人カレンダーは、筆文字デザインを手がける「ちいたデザイン」の重成ちひろさんです。3歳から始めたという筆文字アートで、飲食店のお品書きや企業の社訓などを書いています。最近では、名刺やはがきなどの製作を請け負っています。

19歳から主婦業をしているという重成さんは、8歳と3歳になる2人の男の子のお母さんでもあります。家事の中では、掃除と料理が得意ということです。

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