福岡県久留米市にある祐誠高校。筑後地区では最大の生徒数を誇る同校ですが、教頭の中村敬祐先生はかなりの変わりダネ先生なんです。 中村先生の趣味は、セスナ機の操縦。飛行機の免許を持っているだけでもスゴイのですが、中村先生のスゴイところは、50歳になってから免許を取得したとい うことです。中学1年生のころに、漠然と空を飛びたいと思ったという。その夢を頂き続けて、40代半ばを迎えたころ、たまたまヘリコプターの遊覧飛行を体 験したら、少年のころに抱いていた熱い想いが湧き上がってきたとのこと。そして、約5年の歳月を経て、免許を取得。いまでは、週末になるとセスナ機をレン タルしては、家族や友人を乗せて、大空を飛び回っているのだそうです。 中村先生が教育者として若者に言いたいことは、「夢をあきらめるな」ということ。大した努力もせずに、どうせダメなんだとか、ネガティブなことを言うので はなく、どこでどういうめぐり合わせがあるかは誰にもわからないし、夢を持ち続けていれば何とかなるということを、今の若い人にはぜひ伝えていきたいのだ ということです。 50歳になってから、少年時代の夢をかなえた中村先生だからこそ、重みのある言葉!インタビュー中も、少年のような瞳を持ったステキな教育者でした。 <取材 SATOKO> 祐誠高等学校 http://www.yusei.ed.jp/
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