元気な企業ニュース冬を乗り切る究極の「薬膳なべ」公開、イミダゾールジペプチドに注目!
寒い冬を風邪などひかずに乗り切るには、まず体を温めること、次は体を温める体力をつけること。
それには食べもので工夫することが一番大事らしい。
冬の時期、体を温める料理といえば「なべ物料理」。このなべ物料理で肝心なのはスープだ。
今日は、中村学園大学・薬膳科学研究所と協賛企業の産学連携で生まれた究極の「鶏がらスープ」のレシピを紹介しよう。
材料:鶏がら1kg、水2L、塩3g、昆布10g、鰹節10g、白ネギ50g、生姜50g
① 鶏がらを流水にさらす。
② 鶏がらに熱湯をかける。
③ 水、鳥がら、昆布、塩を強火にかける。沸騰したら昆布を取り出し、中火にする。
④ 黒い灰汁を取らず、次の白い灰汁を取る。
⑤ そのまま約60分加熱後、白ネギ、生姜を入れる。
⑥ 約90分煮込み、鰹節を入れ、沈んだらこす。
これで究極のスープの完成だ。
このスープにはアミノ酸がバランスよく含まれ、なべ物だけでなく他の料理にも使えるヘルシーで美味しいスープなのだ。
このスープに好きな肉、野菜などを放り込めばなべ物料理になる。やはり、鶏がらスープには鶏肉を入れて「水炊き」が博多の定番だが、できれば「ムネ肉」が一番いい。
ムネ肉にはモモ肉より「イミダゾールジペプチド」というアミノ酸結合体が多く含まれているからだ。
「イミダゾールジペプチド」はマグロやカツオ、渡り鳥など長時間運動し続けなければいけない生き物に特に多く含まれている成分で、彼ら渡り鳥などの持久力の秘密が、このイミダゾールジペプチドにあったのだ。この「イミダゾールジペプチド」には抗酸化作用もあるという。
今年の冬はじっくり煮込んだ「鶏がらスープ」と「ムネ肉の水炊き」で乗り切ろう。
中村学園大学・薬膳科学研究所では、内山文昭所長をはじめ、三成由美博士、徳井教孝博士など多くの研究者が地元企業と連携して「食の健康」を科学的に追及している。
来る12月3日には、「きちんと食べてきちんと出す」をテーマに、今年で10回目となる「」を無料で開催する予定だ。
体を内側からキレイで健康にしたい方にはぜひオススメしたい。
中村学園大学・薬膳科学研究所
http://www.nakamura-u.ac.jp/~yakuzen/