イベント交流会では名刺交換するよりゆっくり座って食べていた方がいい
△株式会社Dアート企画、中村さん(左)とインテリアコーディネーターの平田さん(右) 福岡商工会議所での新入会員交流会でのこと。 ほかの人が一心不乱に名刺交換をしている中、ゆっくり座って食事をしている二人の女性がいた。 「社長からは名刺をたくさん配って来い、と言われたんですけど」 と言いながらも、箸は止まらない㈱Dアート企画の中村さんと平田さん。 やはり、「腹がへっては戦はできぬ」というところでしょうか。 ㈱Dアート企画は福岡市早良区で輸入住宅・注文住宅を手がけ、リフォームやインテリアデザインも行っているという。 「当社の社長は建築家でとってもおもしろい人なんですよ」という会社思いの女性たち。 いえいえ、この状況でゆっくりお食事のできるお二人のほうが十分インパクトあります。 そんな彼女たちだが食事が終わった後は、精力的に名刺交換を行なっていた。 たしかに、2時間にもおよぶ懇親会場での名刺交換会、彼女たちのように人里離れた場所で、先に食事をして「鋭気を十分に養った後に戦線に臨む」ほうが極めて合理的だ。 当取材班が取材を終えて何かを食べようとしても、その時にはほとんど食べものは残っていなかった。 こうしたビュッフェスタイルの懇親会では、 ① まず、誰も名刺交換に来ないような場所でしっかり料理を楽しむ。 ② 食事を堪能し、頃合を見計らって名刺交換に臨む。 ③ 仕事のことより、仕事の楽しさを相手に伝える。 という『すばらしい段取り』をこの二人の凛々しい女性たちから教わった気がする。 さすが建築家、状況を見据えた見事な工程だ。 株式会社Dアート企画 TEL:092?844?0102 http://dart.jp/ 関連記事 年会費8000円?15,000円で福岡商工会議所の会員になるといいことがある | |