この講演は、データマックスが主催する「アジアビジネス研究会」の一環としておこなわれたもので、九州ではほとんど聞くことができない大物中国人ジャーナリストの講演ということもあり、多くの聴講者が訪れた。 中国経済新聞の徐静波編集長は、97年から連続13年間も中国共産党全国代表大会(日本の国会にあたる)への取材が認められた唯一の在日ジャーナリスト で、中国の政治や経済動向に精通している。日中の大物政治家とも交流が深く、東京のテレビ番組などにも最近ひんぱんに出演している人物だ。 今回の講演のテーマは、今から中国進出する企業のための必勝法について。「中国人にとっての福岡のイメージは、ラーメンと遣唐使ぐらいしかない」「中国の 50万人以上の都市の半数以上が高速道路も通っていない」など、中国の現状を語るとともに、中国に進出する企業にとっては、垂涎の的となるリアルな情報を 披露した。