西日本最大の日本語学校、西日本国際教育学院で31日、秋の入学式が行なわれ、161人の留学生が日本での学生生活をスタートさせた。 西日本国際教育学院で31日午前に行なわれた入学式には、中国、ベトナム、ネパール、韓国出身の新入学生161人のほか、在校生、職員たちが出席した。各 担任の教師から新入生ひとりひとりの名前が読み上げられると、宮田智栄理事長が入学承認の訓示を行なった。宮田理事長は「日本に来ることが目的ではなく、 この国で何を見て何を学ぶかが重要なので、志と強い意志を持って、毎日努力してください」と式辞を述べた。続いて、宮田道郎学園総長は「21世紀に求めら れる真の国際人を育成する担い手として、学校は全力を尽くします」とエールを送った。 これに対し、中国出身の新入生代表は「私は幼少の頃から、日本のアニメを見て育ったし、日本のアニメは世界一だと思うので、日本に留学を決めた。夢に向かってみんなでがんばりましょう」とあいさつした。 西日本国際教育学院では入学式は毎年4回行なわれていて、今春、学校法人化したこともあり、入学者は定員通りの680人になる予定。この秋入学した161人は1年半のカリキュラムを経て、大学進学を目指すことになる。 西日本国際教育学院 福岡市南区塩原4-17-17 TEL:092-541-8450 http://www.niei.jp/
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