毎週、アクロス福岡に出展する匠たちを紹介するコーナー。
今回は 三福工芸の福山さんと 辰巳窯の長沼さんの作品を紹介する。
大川木工としてデザイン性の高いインテリア小物などを手がける三福工芸の福山さんは、伝統的な手法にこだわらず自由な木工を作っている。
木に塗料を塗ったり削ったりで独特な模様を生み出す福山さんの手法は、インテリア小物を中心に人気を集めている。

一方、辰巳窯の長沼さんが手がけるのは小石原焼の器だ。
コーヒードリッパーは釉薬（ゆうやく）を使わずに素焼きの方が味がまろやかになるなど 長沼さんの器は、食事など生活に使ってこそ完成するものだということが前提となっている。

コラボ作品には木、土、石、花と生活の一部にある素材の組み合わせにフォーカス。木も器もお互いがあってこそ引き立つという目線で見るものを楽しませてくれるコラボ展になっている。

【開催期間】
2013年4月１日?4月７日　10:00 ? 18:00 （初日12:00から最終日16:00まで）
【出展者】
三福工芸　福山稔英
辰巳窯　長沼武久
【アクロス福岡　匠ギャラリー】
http://www.acros.or.jp/r_event/event_list.php?hall_cd=12