イベント日本の禅は博多から始まった!「日本最初の禅寺 博多・聖福寺」展
福岡市博多区の安国山聖福寺は、建久6(1195)年に。臨済宗開祖・明庵栄西(みんなんようさい)禅師によって開かれた日本で最初の禅宗寺院と言われています。 境内は国史跡に指定されており、「博多の仙厓さん」として町民にも慕われた僊厓義梵(せんがいぎぼん)など名僧を多く輩出しています。 来年、栄西の800年忌を迎えるにあたり、同寺が所蔵する国指定重要文化財5点を含む約200点を公開する「日本最初の禅寺 博多・聖福寺」展が4月20日から福岡市博物館で始まります。 本展は5つのテーマに分かれて展示され、寺外初公開となる九州最古の木彫達磨(だるま)像や「達磨坐像」「雲竜図」、僊厓義梵のユーモアあふれる禅画、十 六羅漢像など、幅広い展示によって、中世から近代までの聖福寺の歴史を紐解くことができます。また、会期中は展示品にまつわる講演会や、虚無僧による尺八 演奏会などさまざまなイベントも予定されています。 日本の禅宗文化を考える上で重要な博多の聖福寺。その寺宝が一堂に展示される貴重な機会です。 「日本最初の禅寺 博多・聖福寺」展 会 期 平成25年4月20日(土)?6月16日(日) 会 場 福岡市博物館 特別展示室(福岡市早良区百道浜3丁目1-1) 開館時間 9時30分?17時30分(入館は17時まで) 休 館 日 月曜日 ※祝日の月曜日(4月29日、5月6日)は開館し、 翌火曜日(4月30日、5月7日)は休館 観 覧 料 一般1,200(1,000)円 高大生800(600)円 中学生以下無料 ※( )内は、前売り・20名以上の団体料金 | |