近年、7~9月における熱中症による救急搬送者数は急増。職場や学校、スポーツ現場だけでなく、夜間や屋内も含めて幅広い年代層で熱中症が発生しています。梅雨明け時期で暑さに体が慣れていない7月は特に注意が必要です。 そこで平成25年度より熱中症関係省庁連絡会議で毎年7月を「熱中症強化月間」と定め、注意を呼びかけています。
まずは熱中症予防を心がけ、暑さに備えた体づくりを行うことが大切です。
◎熱中症の予防 ①暑さを避ける ②のどの渇きを感じる前に水分補給をする ②帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装を心がける ③特に暑い日は無理をしない
◎運動するときの注意点 ①あらかじめ水分補給をしてから運動をはじめる ②ウォーミングアップ、クーリングダウンを必ず行う ③汗を吸いやすく、風通しの良い服装を着用する
【熱中症とは】 高温環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして 発症する障害の総称。
<症状> ①めまいや顔のほてり ②体のだるさや吐き気 ③筋肉痛や筋肉のけいれん ④汗のかきかたがおかしい ⑤体温が高い、皮膚の異常 ⑥呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない ⑦水分補給ができない
暑さ対策と体づくりを行い、快適に楽しい夏を過ごしましょう!
|