九州地方を襲った2016年4月14日の前震と16日未明の本震は、熊本・大分両県に甚大な被害をもたらしました。 この地震は、同じ場所(上益城郡益城町)で震度7を2回観測する前例のない災害となり、震度1以上の地震は5月2日現在で1,000回を数える観測史上最速のペースに。
そんな状況の中、熊本県内の学校や公民館を避難所として開放。 各避難所に多数の被災者が駆け込み、5月8日現在でも5,000人以上の人が避難生活を余儀なくされています。
そんな熊本地震が残したつめあとを写真でたどる【避難所編】です。
【熊本市内の指定避難所編】
5月8日現在、熊本県内の161か所の避難所で5,263人の被災者が避難生活を送っています。 地震直後は水や食料などが不足し、困窮状態となっていましたが、徐々に日本中から救援資金や物資が届き始め、炊き出しなども行われるようになりました。
しかし、熊本県立総合体育館(熊本市西区)のように避難所自体の建物が損壊しているところも多く、被災者はまだまだ安心して眠れない日々が続いているようです。
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