九州地方を襲った2016年4月14日の前震と16日未明の本震は、熊本・大分両県に甚大な被害をもたらしました。 この地震は、同じ場所(上益城郡益城町)で震度7を2回観測する前例のない災害となり、震度1以上の地震は5月2日現在で1,000回を数える観測史上最速のペースに。
特に震度7を2回観測した益城町(上益城郡)の被害はすさまじく、1,000棟の家屋が全壊し、21名の方が家屋倒壊死されました。
そんな熊本地震が残したつめあとを写真でたどる【益城町編】です。
【益城町】 1,000棟の家屋が全壊、半壊と一部損壊を含めると4,000以上の家屋が被害を受けました。 全壊は免れたものの今後、倒壊の危険性が高い家屋には「危険」の赤い貼り紙がされ、立て直さないと住むことができない事態に。 熊本県内で、1,700棟が「危険宅地」と判定されています。(5月12日現在)
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