4月4日(土)の夜に日本全国でおこる皆既月食。 この月食ごとに変化する皆既月食中の月の様子を観察して報告しあう『皆既月食を観察しよう2015』キャンペーンが行われます。
これはより多くの人に皆既月食を見てもらうために自然科学研究機構 国立天文台が主催するもので、 当日は月の変化を観察して報告するための特設サイトがオープンするほか、皆既月食の様子がYouTubeやにこにこ生放送で配信されます。
折しも福岡では桜が満開になる時期でもあるため、皆既月食と夜桜がコラボした姿を楽しめますよ! ▼4月4日の夜空
次に日本で皆既月食がおこるのは2018年1月31日。
また、桜の季節と重なるのは17年後の2032年となります。貴重な皆既月食と夜桜の幻想的な姿をぜひこの機会に眺めませんか?
■皆既月食とは? 満月が欠けていくように見える「月食」が月全体に及ぶ天文現象のこと。 太陽光による地球の影が月にかかっていくことによって、月が次第に端から欠けていき、月全体が地球の影に入る。 この時、月は完全に見えなくなるわけではなく、地球の大気により太陽光が屈折・散乱されて赤系の光が月面に届くため、月は赤銅色に見える。
【皆既月食を観察しよう2015キャンペーン】 ・皆既月食日時/2015年4月4日(土)20:54~21:06 ・開催期間/4月3日(金)~6日(金)12:00まで http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20150404-lunar-eclipse/
【観察の仕方】 ■準備するもの ・時計、望遠鏡または双眼鏡(肉眼でも観察可能)
■準備すること ・明るいうちに観察する場所を決めておく。場所選びのポイントは ①東の空が開けている ②安全で平らな場所 ③街明かりが少ない
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