観る自閉の画家 太田宏介~22年の軌跡~開催中
5月1日(木)から5月6日(火)まで福岡アジア美術館にて太田宏介さんの作品展覧会「自閉の画家 太田宏介~22年の軌跡~」が開催されています。 太田さんは自閉症の障がいを持つ福岡在住の画家です。11歳のころから本格的に絵画を始めました。今回の作品展では、10代前半の作品から現在に至るまでの未公開作品を含む約70点が展示されています。
実兄の信介さんによると、宏介さんは、幼いころ造形教室だと思って通い始めた習い事がまさかの絵画教室だったことをきっかけに絵画の道を歩むことになったそうです。信介さんは宏介さんの描く絵がとっても大好きで、特にどんなに大きなキャンパスでも下書きをしないダイナミックさが宏介さんの画の特徴だとか。
今回取材をしていて、偶然会場で宏介さんが絵を描いている姿を目にすることができました。動物の画を迷いなく、太い線でダイナミックに描いていく姿がとても印象的でした。たくさんの展示作品がありましたが、どれも個性的で、生き生きとした色遣いに、つい見入ってしまいました。
「来年は海外に宏介さんの画を持っていきたい」と話す兄・信介さん。この期間中にたくさんの方の目に触れる展示会にしたいと話していました。
自閉の画家 太田宏介 ~22年の軌跡~ ●日時:5月1日(木)~5月6日(火) ●場所:福岡アジア美術館 8階交流ギャラリー ●料金:一般600円 高校生以下無料 ●入場券販売所:チケットぴあ(Pコード:766-069)、ローソンチケット(Lコード:84212)、アートリエ(福岡アジア美術館7F) ●主催:九州朝日放送株式会社 ●問い合わせ:KBCイベント事業部(電話 092-711-9623)平日10:00~18:00 ※前売り・団体(20名以上)は500円 ※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示の方とその介護者1名は無料 ※開催期間中は当日料金の販売となります
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【第18回福岡が生んだ自閉の画家 太田宏介展 in銀座】 日時:5月28日(水)~6月2日(月) 11時~19時(最終日は18時まで) 入場無料 場所:柴山画廊 東京都中央区銀座5-8-3柴山銀座ビル2F TEL:03-3571-2125 |