イベント小郡市の如意輪寺で新年の息災を願う「初観音・柴燈護摩供火渡り」が行なわれます。
2016年1月17日(日) 福岡県小郡市にある如意輪寺で、「初観音・柴燈護摩供火渡り」が行なわれます。 火渡りの行は仁和3年(887年)京都の金峯山で、毒蛇を追い払うために理源大師が樹葉をいぶしたのが始まりと伝えられる「柴燈護摩」に起源を発すると言われています。
境内広場の中央に、直径2m、高さ3mほどに積み上げられたヒノキの枝葉を燃やし、その炎の中に僧たちが護摩木を投じ、ホラ貝や太鼓、鉦を打ち鳴らしながら読経を続け、無病息災、家内安全などを祈ります。ヒノキの枝が燃え落ちた後の灰の上を、僧に続き裸足で歩き、1年の息災と幸福を祈るのです。仏の「知恵の火」によって煩悩を焼き尽くしてしまうという意味も込められています。 「火渡り」の行は、人々の心を洗い、1年を幸せに過ごすための新春行事として、地元のみならず県外からも大勢の参拝客を集め、年々その数が増えています。 お寺の入口には、たこ焼きや植木屋さんなど出店が並びお祭り気分を盛り上げます。また、住職のご好意で昼食用の精進弁当が1500食用意される予定で温かいお茶とともに振舞われます。火渡りの行では小さなお子様からご年配の方まで大勢の方が参加できますので、伝統の新春行事にぜひお出かけください。
【如意輪寺 火渡り】 日時:2016年1月17日(日) 13:00~ (10:00~本堂にて初観音法要もあり) 場所:如意輪寺(にょいりんじ) 福岡県小郡市横隈1729 問合せ先:如意輪寺 0942-75-5294 / 小郡市観光協会 0942-72-4008 |