イベント「軍艦島デジタルミュージアム」内覧会開催!最新のデジタル技術で軍艦島を再現した施設がオープン

Posted:2015年09月17日

 

2015年9月9日(水)、長崎市で「軍艦島デジタルミュージアム」の完成に先立ち、プレス関係者限定の内覧会が行われました。

当日は地元のテレビ局や新聞社など報道関係者が約300人ほど集まり、軍艦島の人気の高さを物語っていました。

 

この軍艦島デジタルミュージアムは、2015年7月に世界遺産に登録された端島炭坑(通称:軍艦島)の活気に満ちていた当時の様子を、最新のデジタル技術を駆使して再現したもので、炭坑の閉山に伴って1974年に無人島となり、徐々に風化、劣化していく軍艦島の記憶を残すために当時の資料や採炭に従事した元炭鉱夫の体験談をもとに作られました。

CGやプロジェクションマッピング、デジタルサイネージなどデジタル技術を用いて、軍艦島上陸を疑似体験できるようになっています。

 

軍艦島デジタルミュージアムは9月中旬にグランドオープンの予定。興味ある方はぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

<ミュージアムの展示内容>

①映像ギャラリー

空撮した映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリングを用いて再現

 

②65号棟の暮らし

日本初の鉄筋コンクリートアパートで島内最大となる317戸を有する65号棟の1室を再現したコーナー

 

③採炭現場への道

地上から採炭現場までの道のりをデジタル技術を使って再現

 

④軍艦島シンフォニー

全長30メートルにも及ぶ壁面にプロジェクションマッピングで映像を投影

 

⑤軍艦島の謎

軍艦島の知られざる謎を紐解くタッチパネルコーナー

 

⑥軍艦島の表情

多面体変形オブジェを投影面としたプロジェクションマッピングで軍艦島の暮らしを体感

 

⑦シマノリズム

軍艦島のジオラマと映像で賑わいや祭りなどの行事を再現

 

⑧Wonder Island

日本画家・絹谷香菜子氏が軍艦島で採掘された石炭を用いて書き下ろした水墨画を展示

 

 

 

●軍艦島デジタルミュージアム

住所:長崎市松が枝町5-6

電話番号:095-895-5000

開館時間:9:00~20:00

入場料:一般1,800円、中・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円 ※3歳未満無料

http://gdm.nagasaki.jp

 

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