QBCpickup【ジーコム調査】福岡県居住者の平均自由時間は平日3.3時間!子供を持つ既婚層は短く世代で大きな差
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査会社「株式会社ジーコム」が今月5日、アンケートモニター「コムネット」に登録している福岡県在住の20歳以上の男女約500人を対象におこなった【「福岡県居住者の自由時間の過ごし方」調査結果レポート】を公開しました。
1日の中で趣味や人との交流を楽しむ自由時間。みなさんはどのくらいありますか?
今回の調査によると、1日の自由時間の平均は平日で3.3時間、休日が5.0時間という結果になりました。 性別では平均自由時間の違いはほとんどないものの、ライフステージ別にみると平日は【既婚・子育て終了】、休日は【未婚】の平均自由時間が長いようです。 一方、平日・休日ともに【既婚・子どもが小学生以下】は平均自由時間が短く、【既婚・子育て終了】【未婚】層の約半分となっています。
また、自由時間の過ごし方を聞いたところ、平日では「テレビを見る」の割合が最も高く30.5%、次いで「趣味・娯楽」16.8%、「睡眠」15.8%の順になりました。休日では「家族と過ごす」の割合が最も高く29.4%、次いで「テレビを見る」19.0%、「趣味・娯楽」18.8%となっています。
今後増やしたい時間は、平日では「趣味・娯楽」が28.7%、「仕事や勉強、習い事をする」21.6%、「睡眠」20.7%、休日では「趣味・娯楽」31.8%、「家族と過ごす」21.0%、「運動やスポーツをする」19.0%という結果になりました。 年代別では、年代が上がるほど「趣味・娯楽」、年代が下がるほど「睡眠」の割合が高くなっています。 性別でみると、女性は男性より平日に「買い物する」の割合が2.5倍以上も高いようです。 休日の増やしたい時間では【既婚・子どもが中学生以上で扶養】で「何もせず休息する」の割合がほかの層に比べて高くなっています。
さらに子育て世代限定で休日の自由時間の過ごし方ニーズを調査したところ、普段の過ごし方は「家族と過ごす」が45.1%で最も高くなっていますが、増やしたい時間では22.3%となっており、休日は別の過ごし方に時間を使いたいと思う人が多いことがうかがえます。 今後増やしたい時間では「趣味・娯楽」が最も高く29.0%、次いで「何もせず休息する」22.3%、「野外レジャー・行楽」20.7%となりました。
自由時間確保のために実践していることは、「朝早く起きて活動している」の割合が31.1%で最も高く、次いで「計画を立てて行動している」28.5%、「気の進まない会合や飲み会などは断るようにしている」24.2%の順になっています。 ライフステージ別では【既婚・子どもなし】で「必要以上にテレビを見ないようにしている」、【既婚・子どもが小学生以下】で「移動時間などスキマ時間を有効に活用している」の割合が他と比べて高いようです。
自由時間の過ごし方、みなさんと比べていかがでしたか? やりたいことがあっても時間を増やすのはなかなか難しいもの。計画を立てたり、家族と相談しあったりして自由時間も楽しめるようにしていきたいですね。
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査「ジーコム」
|