QBCpickup【ジーコム調査】2015年「世の中の景気」が悪くなると予想する層は約4割!「自分の暮らし向き」も悲観層が楽観層を上回る結果に
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査会社「株式会社ジーコム」が今月2日、アンケートモニター「コムネット」に登録している福岡県在住の20歳以上の男女を対象におこなった【福岡県居住者の2015年の暮らし向きに関する調査結果レポート】を公開しました。
2015年もスタートしたばかりですが、今年の暮らし向きや景気について皆さんはどのように予想していますか?
この調査では、1年前と比べて暮らし向きが「悪くなった」「どちらかというと悪くなった」と感じている層が3割以上となっており、リーマンショック以降回復傾向にあった『暮らし向き判断指数*』が大きく下落しています。特に、高年齢層や世帯収入が300万円未満の層でマイナス幅が大きくなっています。 *暮らし向き判断指数 = 肯定率(「良くなった」+「どちらかというと良くなった」)-否定率(「悪くなった」+「どちらかというと悪くなった」)
また、暮らし向きが悪くなった理由としては「消費税率が引き上げられたから」と回答した人が67.0%、続いて「物価が上がっているから」55.5%、「自分または配偶者の収入が減ったから」47.8%となっています。 消費税や物価の上昇は日々の家計にも影響してくるもの。そのぶん、暮らし向き悪化の大きな要因となったようです。
では、2015年、これからの暮らし向きはどのようになると予想されているのでしょうか。 「自分自身の暮らし向き」については、「良くなる」「どちらかというと良くなる」と回答した楽観層が15.6%、「悪くなる」「どちらかというと悪くなる」と回答した悲観層は33.4%と、悲観層の割合が楽観層を上回る結果となりました。 さらに、「世の中の景気」については悲観層が37.6%と全体の約4割を占め、楽観層15.6%を上回っています。 年代別では、20代が他の年代よりも「自分の暮らし向き」について楽観層の割合が多く、50代、60代と年代が上がるにつれて悲観層が多くなっているようです。
みなさんは、この結果をどう感じましたか? 日々の生活の中で、なにかと「景気が悪いから、どうしようもないし…」と消極的に考えてしまいがちですが、少しでも前向きに、笑顔を忘れずに、頑張っていきたいですね。
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査「ジーコム」
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