QBCpickup【ジーコム調査】買い物はネットが主流?ネットショッピングの利用回数が大型商業施設を上回る
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査会社「株式会社ジーコム」が今月6日、アンケートモニター「コムネット」に登録している福岡県在住の20~69歳の男女(直近1年間のインターネットショッピング利用者)約700人を対象におこなった【福岡県居住者のネットショッピングと大型商業施設の利用比較に関する調査結果レポート】を公開しました。
家に居ながらにして気軽に買い物が楽しめるネットショッピング。1度は利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
今回の調査では、ネットショッピング利用者のネットでの買い物頻度は「月1回程度」の割合が27.6%で最も高く、年間平均利用回数は21.0回という結果になりました。 また、大型商業施設においても利用頻度は「月1回程度」の割合が27.1%で最も高く、年間平均利用回数は19.8回となっています。どちらも大差はないものの、若干ネットショッピングの利用頻度が上回っているようです。 性別でみると、ネットショッピングは女性よりも男性の方が多く利用しており、年代では、60代の利用がやや少なくなっています。
さらに、ネットショッピングと大型商業施設の利用増減値(1年前と比べて買い物の頻度が「増えた」-「減った」)をみると、ネットショッピングは+29.9ポイント、大型商業施設は-25.8ポイントとなっており、ネットショッピングの人気がうかがえます。
では、ネットショッピングを利用している人はどのようなサイトを利用しているのでしょうか。 ここ1年間に利用したことのあるショッピングサイトを調査した結果によると「楽天市場」の割合が71.7%最も高く、次いで「Amazon」66.2%、「Yahoo!ショッピング」36.4%となっています。
商品の購入率(全体-「この1年間は購入していない/購入したことがない」)では、12商品中「本・DVD・CD」「家庭用電化製品」「化粧品」「健康食品・栄養補助食品」の4項目において、ネットショッピングの購入率が大型商業施設を上回りました。 大型商業施設では「衣料品」と「食品・飲料・酒類」の購入が多いようです。
また、商品ごとの年間平均購入回数をみると、ネットショッピングでは「食品・飲料・酒類」が5.7回で最も多く、次いで「本・DVD・CD」4.5回、「衣料品」5.2回の順になっています。大型商業施設においても「食品・飲料・酒類」が最も多く14.0回、次いで「日用雑貨」6.0回、「衣料品」5.2回という結果になりました。
ネットショッピングと大型商業施設、どちらもそれぞれメリットがあり、ニーズに合わせて買い物を楽しむ人が増えてきているようですね。
福岡・九州のマーケティングリサーチ・市場調査「ジーコム」
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