９月１８日、ＪＲ博多シティＴジョイ博多で、１１月７日（土）の公開予定の「起終点駅ターミナル」のマスコミ向け業務試写会が行われました。

北海道出身・在住の直木賞作家・桜木紫乃さんの小説、釧路を舞台に原作「起終点駅ターミナル」を映画化。果ての地、釧路で、愛した女性を、死に追いやった過去のある完治は、それから２５年間、誰とも関わることなく、己を罰するように静かに暮らしていました。

国選の仕事しか行わない、国選弁護人・鷲田完治はある時、椎名敦子という若い女性の弁護を担当するが、それをきっかけに敦子が自宅を訪ね、敦子は完治にある人を探してほしいと依頼しました。最初はその頼みを聞くつもりのなかった完治でしたが、家族に見放され、誰にも頼ることなく生きてきた敦子の存在が、完治の止まっていた心を少しずつ動かしていきました。

人生の終わりと向っていたはずの男と女が出会い、分かち合い、そして、それぞれの人生の一歩を歩き始めるという感動の物語です。監督は「はつ恋」「深呼吸の必要」などドラマ作品に定評のある篠原哲雄監督で、第２８回東京国際映画祭クロージング作品にも選ばれました。主演は、鷲田完治役は、現在公開中のアンフェアthe end・ＧＯＮＩＮサーガに出演中の俳優・佐藤浩市さんと、椎名敦子役は、映画「アオハライド」、月９ドラマ「恋仲」に出演の女優・本田翼さんが今回「起終点駅ターミナル」で初共演となっています。

切なく心の温まる感動の作品です。全国ロードショーにて１１月７日（土）にて公開予定なので、皆さんもこの秋、ぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか？