食べる日本一の野菜ソムリエが教える!旬の食材のおいしい食べ方【vol4】今月は南瓜(カボチャ)!
10月に入り、少し肌寒くなり秋も本格的に訪れました。気がつけば街はすっかりハロウィン一色ですね! 今月で連載4回目となる旬の食材を使用した料理レシピ講座。 野菜ソムリエアワードで金賞を受賞し、日本一の野菜ソムリエとして活躍する吉田聡さんによる旬の野菜や果物を使った料理レシピをご紹介しまていますが、今月の旬の食材は、秋の食材の「南瓜(カボチャ)」です。
ハロウィンは、もともとヨーロッパで始まった秋の豊作を願う収穫祭が起源といわれています。 当時のヨーロッパでは、カボチャではなくカブが使われていたそうです。 ヨーロッパからアメリカに伝わったときにカブからカボチャに変わったと言われています。 *諸説あるそうです。
◎カボチャの栄養素は? カボチャは、主にデンプンを多く含みます。カボチャの黄色の部分には、Bカロテンが豊富です。 また、食物繊維も多く含まれています。
◎カボチャを買う時のポイント スーパーや道の駅などの直売所でカボチャを見つけたときは、次のポイントをチェックしてみるといいですよ。 ① 表面がなるべくなめらかなモノでズッシリと重みを感じるもの。 ② ヘタの部分が、しっかりと乾いているもの(茶色)。
◎カボチャの保存方法 丸ごとであれば、風通しの良い涼しいところ(15~22℃くらい)に。 切っているものであれば、ラップに包んで野菜室で保存してください。なるべく早めに食べることをおススメします。 また、食べやすい大きさに切って、茹でたカボチャを冷凍保存しておいても便利です。
◎坊ちゃんカボチャのグラタン カボチャを使った料理を紹介します。 皮ごと食べられる料理になるので、見た目以上に満足感を感じるメニューです。
●材料(1人分) ・坊っちゃんかぼちゃ 1個 ・ベーコン 2枚 ・タマネギ 1/2個 ・小麦粉 大さじ3 ・牛乳 150cc ・塩、コショウ、チーズ 適量
●作り方 1. かぼちゃは、濡らしたキッチンペーパーとラップに包みレンジでチンし、(600wで5分程度)中身をくりぬいておく。 2. フライパンでベーコン、タマネギを炒め、小麦粉・牛乳を加えホワイトソースを作り、最後にかぼちゃを入れ混ぜ合わせる。 3. 2をかぼちゃに戻し、チーズをのせてオーブンでチーズに焦げ目が付いたら出来上がり
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[資格] 温泉ソムリエ協会認定 日本野菜ソムリエ協会認定 日本フードコーディネーター協会認定 FLAネットワーク協会 食生活アドバイザー 2016年「第5回 野菜ソムリエアワード」野菜ソムリエ部門金賞受賞。 2016年度の「日本一の野菜ソムリエ」となり、「絵を描く野菜ソムリエ」として話題。 |