目指せ!九州から世界遺産【速報動画】日本で19番目の世界遺産登録決定!「明治日本の産業革命遺産」福岡県庁で4元中継!
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7月5日、日本時間の午後10時37分、ドイツのボンで開催されている世界遺産委員会で、日本政府が推薦した「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録されました。
小川福岡県知事も参加して世界遺産委員会の模様をパブリックビューイングしていた福岡県庁では、登録決定の発表が行われた瞬間、拍手が湧き上がり、集まった県民とともに万歳三唱。引き続き、お祝いのくす玉割りと福岡県庁、北九州市、大牟田市、中間市をつなぐ4元中継が行われ、小川知事が3市の市長とともにネット回線で喜びを分かち合いました。
「明治日本の産業革命遺産」は、福岡県にある八幡製鐵所や三池炭鉱などをはじめ、8県11市にまたがる23施設の資産が対象となっています。今回の世界遺産委員会では全38か所の候補資産が審議され、当初13番目に審議予定で、審議初日の3日かおそくとも4日には審議が行われる予定でした。 「明治日本の産業革命資産」には、戦時中、朝鮮人労働者が強制徴用された施設が含まれているとして韓国が登録に反対していました。事前の日韓外相会談で合意していたものの、施設の説明にその事実を盛り込む内容について日韓協議が続けられ、登録決定が5日にずれ込みました。 世界遺産委員会では、韓国が主張する歴史的事実を遺産の説明に付け加え、追加文書を日本が差し入れることで決着。現地時間5日午後3時37分、満場一致で世界文化遺産登録となりました。
福岡県庁で、この歴史的瞬間に立ち会った福岡県世界遺産登録推進レディ・MI6のメンバー6人は、「3日間、ここ県庁に来ていて、いまか今かと待ちわびてました。この1年間の活動が実を結んだ結果となって本当にうれしい!私たちが訪問した各地の皆さんと一緒に喜びたいです」と話していました。
世界遺産登録となったことで、北九州市の八幡製鐵所では、これまで撮影ができなかった見学場所での旧本事務所の撮影ができることとなりました。
<福岡県世界遺産登録推進レディ・MI6> https://www.facebook.com/Meiji.Isan.6
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