学ぶ終戦から70年。当時の少年が見た久留米の戦争とは?
今年で終戦70年。 戦争を体験し、自身の経験について語り継ぐ人がどんどん減ってきている今、わたしたちが出来ることは、その証言や資料を見聞きして、平和の尊さを後世に伝えていくことではないでしょうか。 久留米市の六ツ門図書館で開かれるこの資料展では、久留米に住む当時の中学生が太平洋戦争中に記した『軍国少年日記』をもとに、街の様子や久留米空襲について紹介しています。 少年の日記はもちろん、米軍機によってまかれたビラや婦人会のたすき、千人針(武運長久のお守り)など、当時の様子を伝える実物資料およそ150点や写真・解説図・映像資料が展示され、幅広い世代がわかりやすく当時の実態を知ることができます。
また、関連イベントとして8月8日にはシンポジウム、8月9日には空襲の遺跡をめぐるバスハイクも開催されます。 戦後70年という節目の夏、足を運んで当時の資料にふれてみてはいかがでしょうか。
戦後70年平和資料展『少年が見た久留米の戦争』展 開催場所:福岡県久留米市六ツ門町 六ツ門図書館展示コーナー(くるめりあ六ツ門5F) 開催期間:平成27年7月4日(土)~9月6日(日) 開館時間:午前10時~午後6時 休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、第4木曜日 入場料:無料 お問い合わせ:0942-39-5620(六ツ門図書館) |