本日、8月13日（火）より、福岡市・天神中央公園で「東北応援物産展　福幸祭」の「福島もも祭り」が開催されています。

この物産展は、福島第一原発事故の影響で風評被害を受けている福島県の農家を支援しようと、福岡市のボランティア団体「夢サークル」が主催するもので、昨年12月から毎月開催されています。

震災後、被災地には何度も足を運んだという夢サークル代表の吉水恵介さん（57）。福島にもたくさんの知り合いができ、何とか力になりたいと現地の農家から直接仕入れて月に1回こうして販売しているそうです。

福島では、放射線量検査で線量ゼロでも「福島県産」というだけで売れない状況が続き、廃業する農家もいるといいます。

今回は、「福島もも祭り」と題して、13日から18日までの6日間、今が旬の福島のもも「あかつき」をはじめ、お米の「天のつぶ」、有機ニンジンジュース、缶詰、わかめ加工品などを販売しています。

「復興が完全に果たせるまで、5年でも10年でも続けていくつもりです」という吉水さん。ボランティアのサークルメンバーの石松聡さん（34）、井上秀美さん（26）といっしょに、猛暑の中、「6日間、倒れないようにがんばります」と話していました。

＜東北応援物産展　福幸祭「福島もも祭り」＞

開催日時　2013年8月13日（火）～18日（日）　11：00 ～ 18：00

開催場所：天神中央公園（福岡市中央区天神1-1・アクロス福岡横）