7月10・11日の2日間、福岡市博多区・福岡国際センターで「ビジネスシヨウ九州2012」・「九州エコフェア2012」が同時開催されています。

今年は、「生まれるビジネス、変わるライフスタイル」と題して、会場には、ICT・環境ビジネスで活躍し、新商品や新サービスを提供し続けている企業・団体など、計107社が出展しています。

初日の10日は、猛暑のなか、最新の情報通信技術や環境技術を体験しようと多くのビジネスマンや学生が訪れていました。

九電工のブースでは、インターネット上で使用エネルギー量を管理し、省エネ・節電に繋げる支援サービス「Q―BEMS」を展示。電気使用量をグラフで表示し、「見える化」にすることでクラウド上の管理システムが自動的に通知や制御を行い、店舗や施設、企業オフィスなどのコスト・CO2削減に繋げることが可能だそうです。

正興電機製作所のブースでは、電気自動車と専用の充電器などが展示され、車の電力を自宅で利用する「V2Hシステム」が紹介されていました。電力供給能力に余裕がある・価格が安価な夜間に充電し、貯めた電力を昼間に家庭用電源として活用することで、電力需要のピークシフトの役割を果たすそうです。

「ビジネスシヨウ九州2012」・「九州エコフェア2012」は本日11日午後5時まで開催されます。

会場ではセミナー・講演会なども行われており、ビッグデーター・エネルギーの活用法など、今後のICT・環境面でのビジネスモデルのヒントを得ることができます。

【取材：安東真矢】

開催期間：7月10日（水）～ 11日（木）

開催場所：福岡国際センター （福岡市博多区築港本町2－2）

HP：ビジネスシヨウ九州2013

九州エコフェア2013